Dr.HIDEYAのスポーツコラム

提供:ミスターアイアンマン・宮塚英也
『待ちに待った開幕?』 (04月19日)

 日本のトライアスロン界も4月16日の石垣島トライアスロンで、レースシーズンに入った。今週末はもう宮古島トライアスロンである。自分自身が宮古島トライアスロンに出ないとなると、のん気なもので、すっかり忘れていて、スケジュールを書き込んだ手帳を見て、気付いたくらいだ。
 
 今泉の出場するアイアンマン・ジャパンはあと1ヶ月ちょっとあるので、これからが一番重要なトレーニングに入ってくる。彼女のトレーニングは2月から開始したのだが、最初にレースまでのプランを考え、そして5月28日の日から逆算して、トレーニングプログラムを組んでいるので、私としてあまり不安は無い。でも選手の立場からしたらやっぱり不安は感じるだろう。
 
 「レースまで時間はたっぷりある」と思っていても、いざレースの直前になってみると、「やり残したトレーニングがいっぱいある」と思うものである。レースまで一年かけたとしても、実際にやれるトレーニングは少ないものである。いよいよレースシーズンに入りました。皆さんもトレーニングのやり残しがないよう頑張りましょう。
 
 
※MSPO読者の皆さん、今週のコラムが最終回になりました。一年間お付き合いいただきありがとうございました。MSPOでのコラムは終了いたしますが、今後もHIDEAR.NETでは引き続きコラムを書き続けます。興味のある方はそちらの方で読んでください。

 

『阪神の金本904試合連続フルイニング出場』 (04月10日)

昨日のスポーツニュースは、阪神の金本904試合連続フルイニング出場の話題で持ちきりだった。あれだけ報道されれば、その凄さは改めて説明する必要はないと思うけど、あまりの凄さに、自分もこの話題に触れない訳にはいかない気がしてしまう。それほど凄い記録だった。
 
 金本選手の年齢は38歳。自分がトライアスロンの現役を引退した年齢である。自分の38歳を振り返ると、トレーニングを体調不良のために、休んだこともしばしばあった。「もうこれ以上、自分の思うようなトレーニング出来なければ、レベルアップは無理」と判断しての引退だった。
 
 「練習不足をベテランとしての経験で補っている」なんてよく聞く話しではあるが、金本選手の練習量は若い頃と変わっていない。どんなスポーツでもベテランとして、活躍している選手の練習量は決して少なくはない。やっぱりプロの世界は、練習不足を経験で補えるほど甘くはないのであろう。「やっぱり頑丈な人間が最後は強い」と金本選手を見てて思う。

 

基本テクニック』 (04月03日)

正直に言って恥ずかしい話しではあるが、自分自身も現役を引退してから、指導者としていろんな所でクリニックに行って、他の指導者の話しを聞いたり見たりして、自分がいままで、選手時代に知らなかった基本的なテクニックを学んだりすることがある。
 
 例えばオープンウォーターでのスイムのヘッドアップと呼吸のタイミング。自分なりのタイミングでヘッドアップをして、呼吸をしていた。でも他の指導者の指導を聞いて、より自分のヘッドアップのタイミング、呼吸がうまくなった。
 バイクにしても、ブレーキは前後の比率が8対2でかける。それに8の字走行練習など。見本を見せるために、練習していたら現役時代よりも、バイクの操作がうまくなった気がする。
 
 泳げて、バイクに乗れて、走れればトライアスロンは完走できるスポーツである。決してテクニックが無くても完走できたりする。だから一度トライアスロンを完走してしまうと、基本的なテクニックを学ぶ事を、疎かにしてしまいがちである。でも知らないより知っていたほうが、断然有利なこともいっぱいある。
 

 

『長崎の清峰高校』 (03月27日)

昨年の夏の甲子園で、名電工などの名門校を破って話題となった長崎の清峰高校。いま行われている選抜高校野球にも出場していて、先日みごと一回戦を突破した。実は自分も高校時代は長崎の小浜高校で野球をしていたのだが、最初「長崎の清峰高校」と聞いても分からなかった。それもそのはず3年前に高校名が変わっていて、以前は北松南高とう名前だった。
 
 と言っても自分の高校時代には強い高校ではなかった。清峰高は普通の県立高校である。だから最近よく聞く他県からの野球留学生はいないそうだ。それでも名門の私立高と対等に戦えるチームに仕上がっている。自分が長崎で野球をやっていた当時、県代表として甲子園で戦える高校はなかった。なんたって、自分の高校3年生の時の長崎代表長崎西高は、甲子園の一回戦で、名電工の工藤投手(現巨人)にノーヒットで負けていのだ。そのくらい長崎県のレベルは低かった。それが当たり前と思っていたところに、清峰高の活躍。だからって何もないけど、自分の出身地の高校が甲子園で活躍するのは気分の良いものだ。
 
 

 

『WBC日本vs韓国』 (03月21日)


 米国のサンディエイゴで行われている、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、日本対韓国戦のテレビ視聴率が50%だったと言う報道があった。平均では35%くらいだったらしいが、それでも50%も行ったのは凄い。自分も途中まで見ていて、途中で仕事ために出掛けてしまったが、純粋に「ガンバレJAPAN!」と思いながらテレビの前で応援していた。
 
 これってサッカーのワールドカップを、テレビで観ていた時と同じ感覚だと思った。サッカーに日頃あまり見ない人も、ワールドカップとなるとサッカーの日本代表を応援する人が増える。野球も同じでWBCになると、日ごろ野球を見ない人も、野球の日本代表を応援していたわけだろう。
 
 WBCが始まる前は「それほど話題にならないだろう」と言う報道もあったけど、結果的に日本中が注目する大会になった。今後はサッカーのワールドカップに匹敵する大会になる可能性もある。そうなれば今回の日本代表に選ばれた選手は、記念すべき第1回の日本代表として、えらい自慢になるだろう。

 

『スポーツにおける頭の良さ 』 (03月16日)

 スポーツが出来るのと、勉強が出来るのは、関係あるようで無い、無いようである。と言った感じである。自分の場合、勉強はまったくダメだったけど、スポーツでは幸いそこそこ出来る方だった。
 
 スポーツはまったく頭を使わない訳でもないので、そこにはスポーツに必要な頭の使い方がある。子どもは頭が良い子も、悪い子も、とりあえず指導者の言ったことを素直にやろうとする。そうするとスポーツにおける頭の良い子は、言われたことを素直にやりながら、自分なり工夫をする。そこで伸びの差がでてくる気がする。
 
 問題は大人である。大人はなまじ頭も成長しているので、言われたことを素直にやらない。やる前から練習の理由や意味を考える。頭で考えるだけで、なかなか動きとして現れてこない。全ての人に当てはまるわけではないが、頭の良い人ほど、頭で理解してからでないと、言われたことをやってくれない。
 
 最近の私の結論として「理由は後からで良いから、とりあえず言われたことをやってみる」「理由は後から考えれば良い」これが大人になってからスポーツが、上達する一つの方法かもしれないと思う。

 

『調子の好調、不調』 (03月08日)

 野球のWBCが始まって日本代表チームは2位で、次のアメリカラウンド進出が決まった。しかし日本チームのリーダーである、イチロー選手の調子はイマイチだった。イチローと言えばどんな状況でも、ヒットが打てるイメージがあるが、実際はそう簡単ではないのは当然のことだ。
 
 スポーツは「昨日良かったから、今日も良い」と言うものではない。人間の身体は常に変化している。変化しているから日々その変化に適応できるように練習している。だから「今日悪かったから、明日も悪い」と言うことも勿論ない。
 
 イチローの場合、不調の波がたまたまアジアラウンドで来てしまっただけだろう。そう考えると、アメリカラウンドの時には調子が上向きになる可能性がある。逆にアジアラウンドで調子が良すぎた選手は、調子が下降線になる心配もある。

 

『スイムってやっぱり背中で泳ぐもの?』 (02月28日)

 妻の博江は中学生時代に、水泳のジュニアオリンピックで優勝したり、日本水泳選手権の決勝で泳いだりしていた、元トップスイマーである。だからたまにしか泳がなくても、今でも速い。もちろん自分よりも速い。
 
 自分のスイムは、トップトライアスリートとしては遅い方だったけど、一般的に見れば「大人になってから泳ぎ始めた割には速いんじゃない?」くらいのレベルである。もちろんフォームも元スイマーには到底見れない。
 
 先日、妻は今泉のスイム指導をするために、久しぶりに泳いだ。そして泳ぎ終わった直後から「背中と脇が痛い」と辛そうに言う。自分なんかそんなの、よっぽど調子良かったときに、何度かあったのを記憶しているくらいだ。
 
 と言うことは、背中脇が痛くならないようなフォームでは、しょせんダメと言う事にもなる。自分なんか大人になってから泳ぎだしたと言っても、20年も泳いだのに、10歳の小学生にも敵わない。いったい俺って何をやっていたのだろう?

 

『五輪のPR効果』 (02月27日)

 今回のトリノ五輪はよくテレビで観ている。スノーボードクロス、アルペンスキー、ノルディックスキー、観ているとどの競技も面白い。毎晩のようにいろんな競技のテレビ観戦を楽しんでいる。
 
 でもほとんどの競技が日本国内でのテレビ放映はほとんどないので、オリンピックイヤーである4年に1回しか観ていない。だからと言って、もし五輪以外に普段テレビで放映しないようなスポーツを放映したとしても、特別に観るわけでもない。
 
 それはやはり五輪だから観るのである。普段からマイナースポーツは普及活動や、競技のPRに一生懸命だ。しかし何よりも五輪のPR効果はすごい。ましてやメダルが取れそうであればその効果は倍増する。どの競技も五輪に一生懸命なるのはしょうがないことか。

 

『トリノ五輪の採点競技』 (02月15日)

 とうとうトリノ五輪が始まった。残念ながらメダルが期待された種目で、まだ日本はメダル獲得できていない。冬の五輪種目を見てみると、日本チーム期待の種目の多くが、採点競技が多いことに気付いた。もちろんフィギアスケートは完全な採点競技だが、モーグルもタイムも必要だが、基本的には採点競技だ。ジャンプだって単純に距離だけを争うのではなく、距離と飛形点によるポイントで争う。スノーボードのハーフパイプも採点競技。
 
 私個人として採点競技は、何となくスッキリしないところがある。ジャンプなんて形なんてどうでも良くて、単純に距離だけで争って欲しい種目である。期待の女子モーグルでは上村愛子はメダルに届かず5位だったが、見ていて「残念だった」と言う感想ではなく、どちらかかと言えば「そうだったの?」である。
 
 採点競技が良い悪いではないが、自分としては採点される方でも、採点する方でも、あまり関わりたくないなんて、思ったりしてしまった。あくまでも人それぞれ好みの問題である。

 

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